高校1年の頃、本気でウンコを漏らしかけた話
- White Rabbit Entertainmen
- 2020年4月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月11日

オレは人生でうんこを漏らしたことが5~6回ある。それはいい、今となっては楽しい思い出である。
しかし今思い返しても「あの時苦しかった」という思い出が一つだけある。それは最終的に漏らさなかったが長時間、ゲリを腹に抱えながら山を下らなければならなかった高校1年生の時の話だ。今回はこれについて語っていこうと思う。
高校1年の時に学校の行事として山登りがあった。その頃ろくに運動もしていなかったデブのオレは凍らしたポカリスエットをガブ飲みしつつ坂道を登っていった。頂上で弁当を食って時間となり生徒がそれぞれ山を下りる。
その道中オレの腹はだんだんと異常をきたし始めてきた。登山中に飲んでいた凍らしたポカリスエットがオレの腹にダメージを与えている、時間が経つにつれどんどん腹痛は酷くなっていった。
完全に山を下りきり、ふもとにあったコンビニまで1時間弱はかかる道のり、その間ずっとこの腹の痛みと格闘しつつ、この長い道のりを下っていかなければならないのか。オレは絶望を感じた、冗談抜きにして本気で高校生でウンコを漏らしてしまう。
下山途中登山道から外れ奥の方まで入っていきそこで済ましてしまおうかと何度も思ったのだが、後ろも前も同じ学校の生徒が大量に存在する状況、オレが道を外れ奥に入っていけば怪訝に思うヤツもいるだろうし全体的に開けていて視界良好な山であったので見られてしまう可能性が大きい。
オレは便意を何とか精神力で押さえつけながら1歩1歩トイレまでの道のりを踏みしめた。道中「もうこんな苦しい思いをするのならば漏らしてしまおうか」と諦めかけるビッグウェーブに3回程見舞われたのだが、高校生でウンコを漏らしてしまうという致命的な汚点を今後背負いながら3年間の学生生活を送るのかという負のイメージを支えに己の精神力を奮い立たせケツ穴を固く閉じ、便意に意識がいかぬよう精神を優雅な大地へと解き放ち1歩でも多く前へ進んだ。
結局オレは山のほぼ天辺から完全に下りきるまでの1時間弱の間ずっとウンコを我慢しきった。オレが我慢を続けたせいで引っ込んだのか、不思議なものでいつでもトイレに行ける状況になってからは便意は止まり、家に帰るまでウンコをする事はなかった。
家に帰るなりすぐに風呂に入る。水分をタップリ含んだゲリ便がほとんどケツの穴近辺まで来ている状態で長らく耐えていたためか、これまで経験したことのないレベルで尻の穴が爛れに爛れ、シャワーをかけるととんでもない激痛がはしった。
あの時のオレの精神力は凄まじかった、オレの人生至上肉体的にも精神的にも最も我慢をした経験である。
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