top of page

実家に帰りにくい件について...

更新日:2020年6月27日


ree

オレの親父はオレが小学5年生の時に飲酒運転で事故り、父方の爺さんとセットであの世に行った。


それからというもの母親は「リ・シングル」という配偶者に先立たれた人間が集まって傷を舐め合うコミュニティに定期的に参加。


そこで現在のオレの義父と知り合う、オレが小学5年生末期の時分である。それ以降義父とはリ・シングルの活動で会う内に、たまに飯を食いに連れてってくれたりという間柄になった。


そんな義父と母親はオレが27歳の時に籍を入れたとの電話報告があった。ついでに母親はオレが昔住んでいた実家である広島のマンションを現在1,100万円にて売りに出し、今は義父の家にて同棲しているとの事。


ここでオレの話に戻る。オレは4月末で会社を辞める、辞めた後は貯金を切り崩しながらあてもなくプラプラ旅行する腹づもりである。この先の人生どうなるかも分からないし分かるつもりもない。明日明後日何が起こるか分らない方が人生は楽しいからだ。


しかしそんな根無し草のオレもいつでも都合の良い時に無料で泊まれる場所というのは欲しい。しかし実家は絶賛売り出し中、帰る場所と言えば自ずと現在母親が住んでいる義父の家になってしまう。これが気まずいのである。


義父は昔気質の人間であるのでいつでも最先端をゆくオレとは完璧に考えが合わない。そんな人間の居る場所にしばらくでも住むとなると確実に肩身が狭く窮屈な生活を余儀なくされ、楽しい暮らしが送れないだろうと思う。


それがめんどくさく、実家を自分の人生の一つのカードとして使いづらいのがうぜえ。

 
 
 

コメント


bottom of page