リアル殺人シャドー
- White Rabbit Entertainmen
- 2024年7月15日
- 読了時間: 6分
更新日:2024年10月8日

トヨタ期間工を終え実家に戻った。しかし実家はやはりクソなため知り合いの熊沢コウヤにLINEで連絡をとる。
すると彼は以前属していた会社の元上司の神奈川の蔵敷にある一軒家で月5万にて1人暮らしをしていると言う。まだ入居者募集中という事であったのでオレもこのクソ実家を出て月5万で後にバイと知れるアキさんと熊沢コウヤの3人と共に神奈川の一軒家にて半年間ぐらい暮らしていた。
その後このクソバイ野郎アキのせいで出ていく出ていかないみたいな何か良く分からないゴタゴタに発展した後、結局出ていかなくて良いみたいな事になったのだがオレは梶ヶ谷にある月6万の隣の居室と一切隣接しておらず最上階の鉄骨造りのマンションに引っ越した。
その物件は下の物音や声がかなり響く感じで普通程度のボリュームでも会話内容が分かるぐらい。そんな新居で下には学生カップルが住んでいるらしく、夜中に底辺専門学校か何かの友人共と集まってゲームをやっているのか23:00過ぎてもうるさいっていう日がしょっちゅうあった。管理会社に苦情を言うも階下の住人は「騒音を出していない」との回答。「まあそうくるよな。」と思い、しばらく様子を見るも変わる兆しは無し。
その当時は神奈川一軒家家主のヤスの紹介でバイトから入って後に正社員となった介護職をやっていた。介護職なんか微塵も興味ないし安月給だしこんなくだらない仕事をしてジジババ糞尿清掃員として何もうまくもいかず年だけを重ね、大した金も貰えずこのままゴミみたいな生活を継続しながら死んでいくのか、オレの人生は今後一体どうなるんだろう的な時期であった。あとオレは物心が付いた時~26歳ぐらいまでかなり鬱気味だったと思う。1日気分の良い日があってもその次の日から2ヵ月間ぐらいずっと気分が相当滅入ってるみたいな事が頻繁にあった。この時期に精神科に診断に行けば鬱って診断が出て薬を処方されてたんじゃないかとちょっと思うレベル。それに加えてなけなしの金を使った引っ越し先でこの騒音。
その日も下のガキ共はゲームかなんかをしていてギャーギャー騒いでいたと思う。以前オレが管理会社に騒音苦情を入れた事や、オレが自身の部屋から「うるせー」と言っていたのが聞こえていた事もあるのか、ソイツ等はちょっと前の時期から引戸をわざと壁に打ち付けたり奇声を上げる等の行為でオレに対し煽る行動をとるようにもなっていた。
そのクソガキの友人共が帰って静かになった後、オレは無性にイラついていて部屋の壁を蹴る、するとその箇所にデカい穴が空いた。クソ少ない給料の中からまたこの壁代も捻出するのか。オレはキレた。階下のガキ共を皆殺しに行った。
オレにとって自分の家とは外界から隔絶された聖域なんだよね。そこで落ち着いて自分を解放した営みをしたいワケ。何人たりともそれを侵害する事を許容できない。そこを他人から阻害されるって事はオレにとってメチャクチャなストレスでこれだけは我慢できない。それを繰り返されてしまうと誰から何と言われようが完璧に本気でキレる。
という事でオレは自分の部屋を出て階段でガキ共の住まう下の階の部屋へ向かった。階段を降りている最中「こう来たらこうする」「あーきたらこうする」っていう相手の攻撃を搔い潜り皆殺しを無駄なく効率よく完遂するまでのベストプラクティスを導き出すため頭の中でシャドーを展開し「犯罪者になって刑務に入るのは嫌だけどここまでやられたなら致し方無し」みたいな思考で今までの人生の中で最もと言って良い程に非常に静かで落着いた感情に陥っており1歩1歩、歩を進めていった。
正確に言うとボコボコにして気絶させ、その後顔面を本気で踏んづけたりして歯を1本残らず全部折り、その他色々やってこれまで舐めた態度をとられた事のストレスを全て発散させた後、眼球を全部引っこ抜いてベランダから投げ捨てようと思っていた。そんでその後は警察に電話をし自首という形で減刑を狙おうという算段だったのである。
ガキ共の扉の前に立つ。扉を本気で殴ったり前蹴りをかましたりし間に怒号を挟みつつ出てくるのを待った。数分間やったが連中は出てこなかった。元ニコ生配信者で老衰で死んだらしいウナちゃんマンが同じくニコ生配信者のチンピラ鶴野伸に家にこられて、バールか何かで扉をボコボコにされるという事件があったけどあれの武器持ってないヴァージョンが誰も知らない辺鄙な場所で静かに展開されていた。
しばらくやっても出てこないので一回自分の部屋に戻り割と我に返る「このままでは明日の新聞に載る様なスーパー犯罪者になってしまう」。その後ガキ共は電話で仲間を呼び加勢した連中と共に扉をバタバタやったり何かを叫んで更にオレを煽ってくる。オレは小林くんに電話をかけた。「下のガキ共がうるさくて殺しそうだからとりあえず今日泊めてくれないか」と打診。小林くんはそれを言った時笑いながら「良いよ」と言ったと記憶している。
その後小林くん家に1ヵ月1万円で夜の間だけ泊って良いという契約を締結する。しかし職場から自分ちへ帰るより小林くんちに帰る方が近いし通勤定期の範囲内だったという事もあり夜勤明けの日にそのまま小林くんちへ帰り、この契約の締結時「オナニーすんな」というルールがあったのだがそれを破って小林くんちで毎回オナニーしていた、ただトイレットペーパーに出してそのままトイレに流し廃棄していたのでブツはゴミ箱等に捨ててはいない。小林くんからすればその1ヵ月間はいつもオレがいるという状態。夜勤明けから朝帰ったらオレが横になりテレビとか見てる、夜帰ってきたら横になったオレがテレビを見てる、みたいなオレ尽くしの1ヵ月間で非常にエキサイティングな日々であったと思う。そんな感じでその1ヵ月間はほぼ小林くんちに居た。
結局ガキカップルはその件があった1ヵ月後ぐらいに引っ越していきやがった。最後ソイツ等は夜中に出て行ったのだが、外からオレを煽ってきやがった、オレはそれを無視した。10年以上経った今でも思い出したら殺したいぐらいムカつくあまり思い出したくない出来事として記憶に刻み込まれている。
こういう経験があるので騒音で殺人を犯すヤツにかなり寛容というか、むしろ「騒音を出すゴミを自身が犯罪者になる事も厭わず処理してくれる善人」ぐらいに思っている。まあこういう事件にも色んなケースがあると思うけど騒音で人殺すって事件って基本的には騒音を出す方が悪いと思っている。
みんなも騒音を出すのは止めましょう。オレが殺しに行きます。
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