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ゴミ捨て兼口座解約


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ゴミ捨て兼口座解約。


小平市は燃えるゴミは有料袋に詰めて出さなければならない、しかも結構ゴミ収集員の査定が厳格っぽく、混ぜモンしてるゴミには「これは出せません」シールが張られ家の前にそのまんま残ってる。


ここに移住してきてからゴミは都心の職場に持って行ってそこのゴミ捨て場へ出していたのだが辞めてからも小平市のゴミ分別要件に従いたくはなく、一度普通のスーパーの袋へ卵の殻やらバナナの皮やらビニールとかカップ麺の容器とか詰め込んで家の前に出していたらこれは出せませんシールすら張られずにそのままゴミが残っていた、これが結構イラつく。


これまで自分の生活の中で何も考えずやってきたゴミを捨てるというだけの行為にわざわざ「分別」とかいう概念を取り入れ捨てるもの別に袋を複数枚用意し、ゴミ収集カレンダーを見て「今日は燃えるゴミの日だからこの袋を朝8時までに階段を下まで降りて家の前に置いておこう」という余計な頭を使う要素をこんなもので+1されたくないのである、しかも燃えるゴミを出すには有料袋を買わなければならずそれが結構高い。


ゴミというものは出た時点で何一つ考慮せずその場に投げ捨てさえすればいずれ何某かの力が働いて勝手に消滅するものである、こんなものをイチイチ分別だなんだとそんなものは考慮するに値しない。


そういう感じでゴミがどんどん溜まっていき、いい加減捨てとかないとなと思い始める。あとオレが大学時代に作ってその後放置していた千葉銀行の口座も引っ越しする前に解約しに行かなければならかった。


そんなこんなでゴミ捨てと口座解約を兼ねて千葉銀行新宿支店まで自転車を走らせる事にした。


翌日9:00頃に起きたと思う。前日眠くなく、朝5時ぐらいまで布団に横になりながら動画を見ていてあまりまともに眠れていなくダルい、行こうかどうしようか迷うも行かずに家でゴロゴロしていてもただ無為に時間を消費してしまうだけだ。しかも千葉銀行は11:30に一旦閉まる、12:30に営業再開だがその時間帯に合わせるため家で時間を潰していると完全に外へ出る気が失せ家でダラダラコースとなるであろう。後回しにした所でどの道行かざるを得ないため観念して9:40頃家を出る。


道中ゴミ未回収の良い感じのゴミ捨てスポットがあったためそこへゴミを出す。後は無心で自転車を漕ぐが都心方面は車や人が多くほんと漕いでて気持ち良くない。


千葉銀新宿支店へ着く。銀行内はせかせかした雰囲気をしている。整理券を取り要件を聴きに来た店員に口座解約したい旨を伝達する、解約する前にまずはATMで記帳してみてくれと言われ記帳、記帳不可的な事になりその旨伝達。書類を書くよう説明を受ける。仕事が積もっているのか、職場の雰囲気に中てられているのか口調は丁寧で態度も何ら問題ないが説明の感じからめんどくささが伺える。


書いた書類を提出し自分の番号が呼ばれるのを待つ。


オレの隣にまあまあ高げなスーツを着たオッサンが座ってきた。明らかにイラついた雰囲気でたまにおせぇんだよ的なニュアンスの何か独り言を喋ってる、手でヒザをパンパンしたりもしててイラつきを露にする、それを見てオレまでちょっとイラついてくる、うるせえよと言おうかどうしようかちょっと迷う。


そうしてる間に窓口に若げなヤツがやって来る。店員との会話からその若ぶりなヤツは個人事業主的な何かでネット経由で口座の出納の記録を見ることが出来ない事に憤慨したため口座を解約したい的な話をしている。


次第に若者がヒートアップしていき苦情的な事を言っている。「この口座は付き合いで作ったものだから言います、声を大にして言いたい、不便じゃないですか?」と割とデカめのボリュームの発言を窓口の店員に捨て台詞的に残し若者フェードアウト。


「何やってんだコイツ」と思う。そうこうしている内に隣のイライラオッサンのスマホへ電話がきてオッサンフェードアウト。


イライラしてる客とか意味不明なアホとかを相手にも一応世間では格式高い職業とされているため品位ある対応が求められるであろう職業、銀行員。銀行員って大変だなと思う。


コイツらのせいでスマホで見ていた動画に全く集中出来ず時が過ぎオレの口座解約が終了し窓口の店員に番号を呼ばれる、口座解約が完了した旨の伝達と通帳と口座に入っていた8円を渡され今日の任務が完了する。


外へ出る。仕事を辞めて電車に乗らなくなって久しぶりに都心でまあまあな人数が視界に入る場にやってきたけど東京って変なヤツばっかだなと思った。あと仮に年収5000億貰えたとしても銀行員なんかやりたくねえなと思った。


駐輪場が無かったため銀行出た近くに停めていたオレの自転車のハンドルのとこに駐禁の紙が貼ってあった。この前までは管理人として敷地内へ停まっている自転車に対しオレがこれを張る側であった。これが剥がされその辺に捨てられていた時は殺したい程イラついてた。同じ自転車が何度か停められていればキレて二度と見つからない場所に持って行った。オレは駐禁の紙を剥がし植え込みに捨てた。


帰りの道中歩道を走っている際に飛び出してきたアホのせいで急ブレーキをかけその際に前輪のスポークが折れた。


 
 
 

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